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2025/12/22 23:03
無垢板って、正直めんどくさい。
反るし、割れるし、色も木目も全部違う。
量産には向かないし、思い通りにいかないことの方が多い素材です。
木工をやっていると、何度もそう感じます。
それでも、今日も無垢材でキャンプギアを作っています。
今日はそんなメンヘラ木材の話し。
無垢板が「めんどくさい」と言われる理由
無垢材は、生きています。
湿度が変われば動くし、乾燥すれば反る。
同じ樹種でも、木目や色味、硬さは一本一本まったく違います。
・反りやねじれが出る
・加工後に表情が変わる
・同じものが二度と作れない
効率や均一さだけを考えるなら、正直、扱いやすい素材ではありません。
反らない、割れない、色も木目も同じ。集成材、合板、化粧板など、このような加工木材もあります。
ルックスも良くて性格も良い仕事もできる優秀木材ですね。
それでも無垢材を選ぶ理由
無垢材には、触った瞬間にわかる「違い」があります。
指に伝わる木の温度。
年輪の凹凸。
時間とともに深まっていく色艶。
使い込むほどに表情が変わり、
傷さえも「使ってきた時間」になります。
完成した瞬間がゴールではなく、
使いながら育っていく素材。
それが無垢材です。
kinakoma.craftの無垢との向き合い方
kinakoma.craftでは、製作前に必ず木材を一本一本確認します。
・木目の流れ
・色味のバランス
・白太と赤太の位置
・使うシーンに合うかどうか
大きな白太は避け、
そのギアにふさわしい表情の木材を選んでから製作します。
無垢材は「そのまま使えばいい」素材ではありません。
向き合って、手をかけて、初めて良さが引き出せるものだと思っています。
キャンプと無垢材の相性
キャンプは、効率を求める時間ではありません。
火を起こし、
コーヒーを淹れ、
ビールを飲み、
ただ過ごす。
自然の中で使う道具だからこそ、
自然素材の無垢材がしっくりくる。
少しの傷や変化も、
「その日の思い出」になる。
無垢材は、キャンプの時間と一緒に育っていきます。
まとめ|それでも無垢で作る
無垢板って、正直めんどくさい。
思い通りにいかないことも多い。
それでも無垢で作るのは、
触った瞬間の「これだ」があるから。
長く使って、育てて、
自分だけの道具になっていくギアを届けたいと思っています。
めんどくさい素材だからこそ、
丁寧に、誠実に向き合っています。
ちょっと欠点もあるけど憎めない愛らしさがある無垢の木。
共感している方に届きまいしたらこれ以上ない喜びです。
最後まで呼んでいただきありがとうございました。
それではまた次回!